[I-340] ソールプレート前面溶接部のルートき裂の再現
キーワード:鋼橋、ソールプレート、ルートき裂、磁粉探傷試験
すみ肉溶接部に生じる疲労き裂には,止端き裂とルートき裂がある.ルートき裂は内部から進展するため検出が難しく,き裂が表面に現れた時にはかなりの長さになっている場合が多いため,早期の発見が必要である.前報では,実橋とは異なる載荷条件を採用したため,発生したき裂の形状が実橋とは異なるものとなった.本報では,前報と同じ試験体を用いて,実橋と同じ様な載荷条件で,ソールプレート前面溶接部に発生するルートき裂の再現を試みた.結果として、ソールプレート前面溶接部に発生するルートき裂を再現することが出来た.今後,このようなき裂を用いて,非破壊検査法によるき裂の検出を試みる予定である.
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