[I-35] On Search Method of Cross Section of Steel Pipe Pile of pile-supported wharves subjected to Level 2 Earthquake Motion
Keywords:steel pipe pile, pile-supported wharf, seismic response analysis, moment-curvature relationship
鋼管杭式桟橋のレベル2地震動に対する性能照査は,杭と地盤の相互作用を考慮した地震応答解析で検討することが一般的である.平成30年に改訂された港湾基準では,鋼管杭の材料非線形のモデル化に関して,径厚比を考慮した曲げモーメント-曲率関係を用いる照査手法が採用された.筆者らは,照査手法の変更が,照査実務に与える影響を評価するために-10m水深の鋼管杭式桟橋を例題として検討した.レベル1地震動で決まった断面ではレベル2地震動に対する要求性能を満足しない場合,新基準では鋼管杭の直径を増やすよりも,板厚を増やす方が鋼材重量の観点から経済的であることが分かった.
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