[I-374] 一様流中でのLESを用いた正方形角柱まわりの塩分粒子飛散解析
キーワード:飛来塩分、LES、付着塩分量、正方形角柱、ストークス数
鋼橋の維持管理では,鋼材を腐食させる海塩粒子の部位別付着量の定量的評価が重要である.これは現在,主に現地観測によるが,負担が大きく,より簡便な評価手法の考案が求められている.そこで簡便な評価手法として,海塩粒子の質量フラックスに,橋梁部位別の定数γを乗ずることで,部位別に付着塩分量を算出する手法を提案する.任意形状への提案手法の適用に向けた知見を得ることを最終的な目的とし,本研究では基礎的な検討として,数値流体解析(CFD)によって正方形角柱まわりの非定常流れ場を算出し,流れ場に基づいて粒子飛散解析を行うことで,正方形角柱における部位別付着量を算出し,γがストークス数によることを解明した.
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