令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第I部門

維持・管理(耐候性鋼)

2019年9月5日(木) 12:40 〜 14:10 I-4 (幸町北3号館 321講義室)

座長:楊沐野(九州大学大学院)

[I-385] さび安定化補助処理された耐候性鋼橋梁についての一考察

*三浦 正純1 (1. 一般財団法人土木研究センター)

キーワード:耐候性鋼、さび安定化補助処理、腐食、さび外観、剥離さび

耐候性鋼は添加元素の働きにより緻密なさびが形成され、普通鋼に比べて腐食速度がやや遅いという特徴を持っており、これまでに多くの橋梁の構造部材として使用されている。しかし、初期の流れさびや色むらが目立つことから、さび安定化補助処理が施されることも多い。また、腐食速度抑制を期待してある種の安定化処理が採用される事例も見受けられる。架設後長期間を経た耐候性鋼橋梁の状態については、裸使用については多数の報告があるものの、安定化処理された耐候性鋼についての報告は非常に少ない。本稿では、安定化処理された耐候性鋼の腐食進行状態、外観変化の特徴を紹介し、安定化処理に対する考え方を整理した。

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