令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第I部門

維持・管理(鋼素地調整)

2019年9月5日(木) 14:25 〜 15:55 I-4 (幸町北3号館 321講義室)

座長:塚本 成昭(阪神高速技術)

[I-398] 溶融アルミナの使用繰返し回数が鋼素地の表面性状と研削材残留に及ぼす影響

*キム アラン1、貝沼 重信1、池田 龍哉2、小寺 健史3 (1. 九州大学大学院、2. 池田工業㈱ 、3. 極東メタリコン㈱ )

キーワード:ブラスト、鋼素地調整、研削材、表面粗さ、鋼材

ブラスト処理には一般に非金属系の研削材が用いられている.しかし,非金属系研削材は,安価で取り扱いも容易であるが,繰り返し使用することで研削材の粒度分布の変化により,研削能力が低下する.しかし,ブラスト研削材の使用繰り返しが研削材の粒度分布や,その分布が鋼素地表面性状に及ぼす影響については明らかにされていない.本研究では鋼構造物の塗装塗替え時のバキュームブラストで一般に用いられている溶融アルミナに着目して,研削材の使用繰返し数と粒度分布の関係を実験的に検討した.また,使用繰返し数が鋼素地表面粗さに及ぼす影響と研削材の鋼素地表面の残留度についても検討した.

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