橋梁・鉄塔の耐震

[I-42] 道路鉄道併用トラス橋のノックオフ機構を有する支承交換による免震化工事

*香川 耀平¹、金田 崇男¹、村上 博基¹、片岡 義亮²、藤島 修一² (1. 本州四国連絡高速道路、2. 横河ブリッジ)

キーワード：耐震補強、道路鉄道併用橋、免震化、ノックオフ機構

櫃石島高架橋（トラス部）において橋全体系による補強設計の結果、トラス桁支承の免震化が決定した。
道路鉄道併用橋における支承交換による免震化としては国内最大規模であり、また、鉄道等の制約により、レベル１地震動までは支持条件を変えず、レベル２地震動に対しては免震化させる必要があるなどが特徴の工事である。
本件は、上記のトラス桁支承交換について、地震動の違いに応じた支承条件及び支承構造の検討、及び具体的な施工方法について発表するものである。