[I-438] 高力スタッドボルトを用いた一面当て板補強の応力性状に関する解析的検討
キーワード:高力スタッドボルト、一面当て板補強、付加曲げ、FEM解析、応力性状、荷重伝達
近年,鋼橋への当て板補修・補強工法において,高力スタッドボルトを用いた一面当て板補修・補強工法が提案されている.著者らは,高力スタッドボルトを用いて摩擦接合した一面当て板補強の引張試験では,母板欠損部の補強効果を確認できたが,一面当て板に起因する付加曲げによる影響が大きいことがわかった.そこで,一面当て板補強のFEM解析を実施し,付加曲げによる母板と当て板の応力性状を解明し,母板端部の曲げは外側ボルトによる当て板の荷重伝達を依存したことがわかった.また,摩擦係数とボルト軸力が断面欠損した母板の補強効果に及ぼす影響についても検討した.
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