[I-65] 石積擁壁の有限要素法による耐震安定性の検討
キーワード:石積み構造物、崩壊メカニズム、有限要素法(FEM)、材料構成則、接触条件
地震時における石積擁壁の安定性については、近年、数多くの実験による評価が行われてきたが、その崩壊メカニズムの複雑さから、未だに解析的な手法は確立されていない。ここでは、設計ツールとして広く使われている有限要素法(FEM)を用い、石積擁壁の傾斜実験のシミュレーションを行った。結果、石積みのような不連続構造に関しては、FEMによる傾斜実験の再現解析がある程度できたが、崩壊までの挙動や耐震性能評価方法については、今後の課題である。
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