橋梁の耐震・危機耐性

[I-92] Experimental Study on Falling Prevention Measures for Bridge Bearing Parts Damaged by Earthquake

*張 広鋒¹、深山 大介¹、松原 拓朗²、久保田 成是² (1. 一般財団法人首都高速道路技術センター、2. 首都高速道路株式会社)

Keywords:bridge, seismic, bearing, falling prevention

地震によって損傷した支承部材が高架下に落下すると二次被害を引き起こす恐れがあり，二次被害のリスクを低減させるために落下防止対策が必要となる．都市高速の橋梁の場合は，支承部周辺が狭隘であるため新たに落下防止装置を設置するスペースが制約され，また設置作業時間も制限されることが多い．本研究では，施工しやすくかつ設置に要するスペースが少ないポリエステル繊維製ネットとロープを用いた橋梁支承部材の地震時落下防止対策を提案し，落下実験を用いてその有効性を確認した．