Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第I部門

橋梁の耐震・危機耐性

Tue. Sep 3, 2019 4:40 PM - 6:10 PM I-3 (幸町北3号館 314講義室)

座長:武田 篤史(大林組 技術研究所)

[I-93] Shake table test of a viaduct with dead weight compensation method to improve the anti-catastroph perfromance

*豊岡 亮洋1、布川 博一1、室野 剛隆1 (1. 鉄道総合技術研究所)

Keywords:anti-catastroph, dead weight compensation , shake table test

想定を超える地震動に対して、構造物の崩壊という「危機」を完全に防止することは困難であるが、桁やスラブが地上に落下し空間閉塞するような大崩壊を防止できれば、人命損失の回避や早期復旧が可能となり、危機耐性を向上することができる。この着想のもと、著者らは通常の柱(本体柱)とは別に、崩壊時にのみ自重の大部分を支持する自重補償柱を設ける「自重補償構造」を提案し、静的載荷試験で有効性を確認しているが、地震動作用下での崩壊防止効果は未検証であった。そこで本稿は、ラーメン高架橋を対象とした大規模な振動台試験を実施し、動的な構造崩壊が進行する状態での提案構造の有効性について検証した結果を報告する。

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