[I-94] Shaking table test of railway ramen viaduct with improved crisis tolerance by collapse direction control structure
Keywords:collapse direction control structure, Crisis tolerance, Large shaking table test
耐震設計の想定を超えるような地震動に対して,構造物が破滅的な被害に至らないように危機耐性に優れた構造の実現が求められている.この一つの方法として,構造物の倒壊方向を任意の方向へ誘導する倒壊方向制御構造の開発が進められている.本論文は,倒壊方向制御構造を適用した鉄道ラーメン高架橋模型を製作し,大型型振動台試験により地震時の動的終局挙動についてその効果を検証した.その結果,正負非対称な地震動作用下でも,提案する倒壊方向制御構造をラーメン高架橋に適用することで,脆性的な破壊モードへの移行など構造全体への悪影響を与えることなく,構造物の倒壊に至るまでの挙動を人為的に制御可能であることを実証した.
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