[II-02] 採水量・採水位置の違いによる小出川における魚類相の検出精度について(環境DNAメタバーコーディング法)
キーワード:環境DNA、メタバーコーディング、採水量、採水位置
近年、環境中に存在するDNAを分析し、そこに生息する生物を明らかにする環境DNA分析の研究、活用事例が急速に増えているが、採水手法に関しては知見の蓄積段階にある。上記を踏まえて、パシフィックコンサルタンツ㈱と神戸大学では、魚類の採捕データが公表されている相模川流域の支川小出川等を対象に、採水位置、採水量の違いによるメタバーコーディングの精度に関する知見を得るための自主研究を行った。その結果、採水量については、1,000ml程度の採水で検出種数が飽和に近づくことが、また、採水位置については、一定量以上生息する種については、どこで採水しても同程度の結果が得られることを示すものとなった。
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