[II-115] 繋離船作業の作業効率向上に配慮した大型係船曲柱の形状寸法の検討
キーワード:係留施設、係船柱、牽引力、作業性、形状
わが国に寄港する船舶,特にクルーズ客船の大型化に伴い,港湾工事共通仕様書に記載のない大型係船曲柱が各地の岸壁で設置されている.これらの中には,曲柱の上部部分(係留ロープを掛ける部分)の寸法が大きすぎるため,ロープを掛け外しする作業効率を低下させているとの意見が作業従事者より寄せられている.
本報告では,繋離船業者にアンケート調査及び全国3ヶ所の業者にヒアリングを実施し,得られた意見を踏まえて繋離船作業の作業効率の向上に配慮した大型係船曲柱の新たな形状寸法の検討を行った.その結果,係留時の安全性及び作業性を確保した上で,既存製品よりも大幅に上部形状を小型化することが可能であることを確認した.
本報告では,繋離船業者にアンケート調査及び全国3ヶ所の業者にヒアリングを実施し,得られた意見を踏まえて繋離船作業の作業効率の向上に配慮した大型係船曲柱の新たな形状寸法の検討を行った.その結果,係留時の安全性及び作業性を確保した上で,既存製品よりも大幅に上部形状を小型化することが可能であることを確認した.
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