[II-208] 支川合流部における水制による河床変動制御に関する研究
キーワード:河床変動制御、水制、模型実験、支川合流、弯曲河道
加古川と美嚢川の合流部では,上流部の弯曲及び下流部の加古川大堰の影響を受け,複雑な流れ及び河床変動特性を呈している.このため,合流部右岸の砂州の肥大化や澪筋の左岸への偏向・固定化等の水面利用及び防災上問題が生じており,その対策として合流部左岸に不透過水制が設置されている.本研究では,合流部周辺での流れ及び河床変動特性,及び異なる水制形状としたときの影響について解明することを目的とした.洪水時には,水制により流れが右岸側へ偏向したことが確認された.平水時には,概ね洪水時と同様の傾向であったが水制前面のみ異なる河床変動が確認された.水制を透過型としたときには,全体的な変動量が減少した.
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