令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第II部門

大気水象 (1)

2019年9月3日(火) 08:40 〜 10:10 II-2 (幸町北3号館 331講義室)

座長:山口 弘誠(京都大学)

[II-30] 自己相関性と相互相関性を用いた降雨の短時間予測手法の提案

*伊藤 巧1、鈴木 猛康1 (1. 山梨大学)

キーワード:土砂災害、リアルタイム雨量観測、降雨予測

土砂災害警戒区域は中山間地に指定される.中山間地の現地雨量は解析雨量よりも多くなる傾向にある.そこで,本研究では解析雨量ではなく,現地観測雨量を基に土砂災害発生評価を行うため,現地雨量データを周期特性に着目して分析し,雨量強度データの自己相関性と相互相関性を考慮した時間変動パターンに基づいた降雨の短時間予測手法の提案を目的とする.このとき1分間ごとの雨量強度に着目し分析した.その結果,他観測地点と現観測地点に高い相互相関性が認められる場合,位相特性と振幅特性を組み合わせることにより降雨の短時間予測が可能であることを示した.

講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。

パスワード