令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第II部門

大気水象 (2)

2019年9月3日(火) 10:25 〜 11:55 II-2 (幸町北3号館 331講義室)

座長:鈴木 善晴(法政大学)

[II-39] 地上・レーダ・衛星雨量の降雨タイプ別相互比較

*小野村 史穂1、仲吉 信人1 (1. 東京理科大学)

キーワード:降雨情報精度、衛星雨量、レーダ雨量

近年の豪雨による甚大な水害を踏まえ,空間的に降雨分布を把握することのできるレーダ雨量と衛生雨量の利用が増えている.本研究では,それらの降雨データの精度を検証するため,2015-2018年の全降雨イベントを4つの降雨タイプ(台風,前線性,局地的,層状性)に分類し,レーダ(XRAIN)及び衛星雨量(GSMaP)を地上雨量(AMeDAS)と比較している.全体として,GSMaPはXRAINと比較して精度が低く,その傾向はとりわけ局地的降雨で顕著であった.XRAINは台風の事例でやや過小評価しており,豪雨中に電波が減衰していた可能性がある.

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