令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

地盤材料・一般/土質安定処理・地盤改良 (2)

2019年9月3日(火) 10:25 〜 11:55 III-5 (幸町北4号館 422講義室)

座長:石井 裕泰(大成建設)

[III-128] 中層混合処理工法におけるICT活用による平面誘導精度の確認

*市坪 天士1、島野 嵐2、中馬 忠司3、郡山 雅臣4 (1. 新日本グラウト工業、2. 三信建設工業、3. エステック、4. トーメック)

キーワード:地盤改良、中層混合処理工法、ICT、平面管理、平面誘導

近年,高い機動性および経済性から,深度13m程度までの軟弱地盤の地盤改良に中層混合処理工法が多く用いられている.その一方で,わが国は人口減少社会を迎えており,地盤改良の専門技術を有する技術労働者の確保・育成は喫緊の課題である.それゆえに,ICT技術活用による省力化への期待が日々高まっている.
 そこで,中層混合処理工法の一種であるスラリー揺動撹拌工にGNSSを利用した新しい専用管理装置を装着し,地盤改良機の平面誘導実験を行い,従来の出来形管理基準を満足する施工管理が可能であったことを確認した.

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