[III-186] A Study on the Application Limit of Equivalent Elastic Modulus of Shotcrete in Tunnel Excavation Analysis
Keywords:New Austrian Tunneling Method, Tunnel Excavation Analysis, Shotcrete, Equivalent Elastic Modulus, advance rate of tunnel face
実務におけるNATMのトンネル掘削解析では,吹付けコンクリートの物性値として等価弾性係数を用いることが多く,切羽進行速度と吹付けコンクリートの物性変化の関係を数値解析に反映しないのが一般的である.そのため,切羽進行速度の条件によってはその適用に限界があると考えられる.そこで本研究では,等価弾性係数を用いたトンネル掘削解析結果と切羽進行速度と吹付けコンクリートの物性変化の関係を考慮したトンネル掘削解析結果を比較した.その結果,切羽進行速度が遅くなるような地山を対象とする場合,現状の等価弾性係数の適用には限界があり,等価弾性係数の見直しをする必要があると考えられることがわかった.
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