令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

洗掘・浸食

2019年9月4日(水) 08:40 〜 10:10 III-3 (幸町北4号館 413講義室)

座長:近藤 明彦(港湾空港技術研究所)

[III-210] 細粒分含有率と乾湿繰り返しが土砂流出と空洞形成に及ぼす影響に関する考察

*佐藤 真理1、宇野 嘉伯2、伊藤 亮太2、石川 留伊1 (1. 島根大学、2. 応用地質株式会社)

キーワード:地中空洞、模型実験、乾湿繰り返し、土砂流出、陥没、埋戻し土

道路陥没事故は下水管の破損部や継ぎ目のクラックからの土砂流出により発生することが広く知られる.予防策としては,陥没発生前にレーダー探査を実施し発見した地中空洞を処置することが一般的である.しかしながら発見した空洞に対しての対処法に関する空洞危険度評価指標は,未だ明確なガイドラインが策定されていない.本研究ではそうした背景を踏まえ,埋戻し土の細粒分含有率と現場での乾燥湿潤状況を新たに指標に盛り込むことを目指す.細粒分含有率を変化させた地盤材料を用いて,乾湿繰り返し条件下で模型実験による空洞進展状況の再現を行った.各種測定により空洞崩落時に地盤内で発生している事象について詳細を調べた.

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