[III-212] SPH法による土構造物の侵食解析プログラムの開発
近年の我が国では,毎年のように記録的豪雨が発生しており2016年の北海道豪雨では4つの台風の影響で周辺の河川で橋台背面盛土の流出やそれに伴う橋梁本体の被害が多数発生した.橋台背面盛土の流出は橋梁本体の被災の主要因となるが,その研究の事例は非常に少ない.
そこで,本研究では橋台背面盛土流出の解析の最初の段階として,SPH法を用いて土構造物の侵食解析プログラムを開発し,プログラムの妥当性を検証するために天然ダムの越流決壊実験に対して数値解析を行った.その結果,解析結果が実時間に対応していないものの,天然ダムの崩壊過程は概ね一致し,開発したプログラムの妥当性を検証することができた.
そこで,本研究では橋台背面盛土流出の解析の最初の段階として,SPH法を用いて土構造物の侵食解析プログラムを開発し,プログラムの妥当性を検証するために天然ダムの越流決壊実験に対して数値解析を行った.その結果,解析結果が実時間に対応していないものの,天然ダムの崩壊過程は概ね一致し,開発したプログラムの妥当性を検証することができた.
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