[III-237] フライアッシュを用いた高圧噴射撹拌工法による護岸改良への適用性検討について
キーワード:フライアッシュ、高圧噴射撹拌工法、護岸改良、大規模地震対策、BCP
(株)JERAは,BCPの観点から,震災時の電力供給力の確保を目的に火力発電所の大規模地震対策を進めている.そのうち,背後に主要発電設備が配置されている護岸については,側方流動により甚大な被害を受けることが想定されることから,地盤変形抑制効果の高い高圧噴射撹拌工法を主とした改良を行っている.また,改良工法の選定にあたっては,地球環境への配慮も益々重要になっている.そこで,高圧噴射撹拌工法で使用するセメント系固化材へフライアッシュを活用するために,適用性確認試験を実施した.その結果,安定した品質や施工性を担保する値として,フライアッシュ置換率20%が適用可能であることが確認された.
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