[III-434] Investigation about water retentively test and bottom surface distance of montmorillonite with thermal history
Keywords:bentonite, thermal history, water retentively test, bottom surface distance
地層処分におけるベントナイト系緩衝材の機能低下に,高レベル放射性廃棄物からの崩壊熱による緩衝材に付与された熱履歴の影響が懸念されている.そこで,本研究では緩衝材の技術要件であるベントナイト系緩衝材による地下水の移行抑制性に及ぼす温度履歴の影響を評価する.本論文では,温度履歴を付与したベントナイトの保水性について,蒸気圧法およびサイクロメーター法を用いて調査を行った.また,蒸気圧法によって,含水比を調整したモンモリロナイトの底面距離を算出し,含水比と底面距離の関係を調査した.その結果で,温度履歴の温度条件が300℃のときに保水性が低下し,モンモリロナイトの底面距離が大きくなることが分かった.
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