[III-460] 小石原川ダムを対象とした土水連成弾塑性FEM 解析(その2)-動態観測結果に基づく精度向上-
キーワード:ロックフィルダム、土水連成弾塑性FEM、築堤解析
小石原川ダム本体建設工事では,盛立中における堤体の間隙水圧の発生および力学挙動を土水連成弾塑性FEM解析にて再現し,その結果を施工管理に活用するという「FEM情報化施工」を実施している.小石原川ダムでのFEM情報化施工は,①盛立前,②盛立中,③盛立後の3段階で実施する予定である.本論文は,①盛立前解析の結果と,その分析により②盛立中解析で精度向上を図った結果を報告するものである.②盛立中解析における物性評価として,コア物性は①盛立前解析時から大きく変更せず室内試験から設定した.フィルタおよびロック物性は動態観測結果に基づき見直したことで精度向上を図った.
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。