[III-56] 様々な水理外力の作用に伴う空洞形成・陥没の進行過程および吸い出し抑止法の研究
キーワード:吸い出し、水理外力、フィルター材
本研究では港湾施設の吸い出しの進行過程および吸い出し抑止法の検討を目的とした.まず,大型吸い出し可視化模型装置を用いて,波や潮汐から受ける水理外力下における吸い出しの進行過程を検討した.次にフィルター層の目詰まり作用を利用した吸い出し抑止法に着目し,水理外力下での吸い出し抑止効果を実験的に検証した.その結果,水理外力の繰り返し作用により空洞が発達し,外力の方向が空洞形成・陥没の進行過程に影響することが明らかとなった.また,均等係数3以上のフィルター材を中央粒径比20以下で設置した場合,強い水理外力下においても十分な吸い出し抑止効果を発揮することが実証された.
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