令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

透水・浸透 (4)

2019年9月3日(火) 16:40 〜 18:10 III-3 (幸町北4号館 413講義室)

座長:神谷 浩二(岐阜大学)

[III-81] Ca型ベントナイト混合土の透水係数に関する評価(その1) -ベントナイト混合率,試料混合方法の影響-

*﨑田 知紀1、小峯 秀雄1、篠崎 由梨1、後藤 茂1、王 海龍1、山田 淳夫2 (1. 早稲田大学、2. 安藤・間)

キーワード:放射性廃棄物処分、砂・Ca型ベントナイト混合土、変水位透水試験、透水係数の代替指標

低レベル放射性廃棄物の浅地中埋設処分において使用が計画されるベントナイト系緩衝材には,放射性核種の漏出を抑制するための低透水性能が求められる.透水係数と他の指標の間に相関がある場合,代替指標の値から透水係数の推定が可能となり,品質管理上有利となる.本論では,Ca型ベントナイト混合土のベントナイト配合率,混合方法に着目し調整,作製した供試体に対し透水試験を行い,透水係数と乾燥密度および有効モンモリロナイト湿潤密度の相関を評価する.有効モンモリロナイト湿潤密度との相関性で整理した結果,透水係数との相関性が高いことが分かった.また材料調整方法によって透水係数の大きさが異なることも確認された.

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