[IV-09] 将来人口分布の予測精度向上のための手法開発
キーワード:将来人口分布、予測、アンサンブル学習、バギング法、土地利用
社会資本は長期運用を前提とするため,その利用対象は現在の国民だけでなく将来の国民も含まれる.このため,将来国民の所在,つまり将来人口分布を踏まえた社会資本整備が望まれるが,先行研究内容等ではその予測精度に一定程度の課題を残している.本稿では,予測精度の高い将来人口分布予測手法の開発を目的として,社会増減の設定に確率分布を導入するモデルを構築した.さらに,沖縄県を対象として2005年から2015年にかけて予測を行い,2015年時点での予測値と実績値を比較して,予測精度の検証を行った.その結果,決定係数0.980と高い予測精度となり,先行研究等と比較しても本手法の予測精度が高いことを確認した.
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