[IV-110] スマートフォンを用いた冬期歩道における転倒危険箇所検出実験
キーワード:冬期道路管理、歩行者、転倒事故、スマートフォン、加速度センサ
積雪・凍結路面における歩行者の転倒事故は増加傾向にあることから何らかの対策が必要とされている.本研究ではスマートフォンを用いて札幌市内の歩行空間を対象として歩行挙動計測実験を行い,転倒危険箇所を検出し得るデータが収集可能であるか基礎的な検証を行った.
実験の結果,2018年度冬期の約2か月半で得られた歩行挙動データは約1500km,7500万個に達し,広範囲にわたる歩行挙動データを収集することが出来た.また,歩行挙動データから算出した歩行安定性は凍結路面が出現しやすい気象条件下で低下する傾向にあり,本研究で提案する手法によって実道における転倒危険箇所を検出できる可能性が高いことが示唆された.
実験の結果,2018年度冬期の約2か月半で得られた歩行挙動データは約1500km,7500万個に達し,広範囲にわたる歩行挙動データを収集することが出来た.また,歩行挙動データから算出した歩行安定性は凍結路面が出現しやすい気象条件下で低下する傾向にあり,本研究で提案する手法によって実道における転倒危険箇所を検出できる可能性が高いことが示唆された.
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