[IV-117] Analysis of Errors in Reported-Departure-Time Using Rounding Error Estimating Model: Case of Kumamoto Person Trip Survey
Keywords:rounding error, person trip survey, departure time, trip purpose, travel mode
交通調査の分野における非標本誤差の一つとしてトリップ回答時刻の「丸め誤差」が知られているが,PT調査などの大規模交通調査において時刻の丸め誤差に関する実態の把握はほとんど行われておらず,回答時刻の信頼性に関する精査は重要な課題と言える.本研究では,丸められて回答されたデータに含まれる誤差をトリップ目的別・手段別に推定し,定量的な評価を行うことを目的とする.30分と回答されたトリップに着目して回答誤差の分布を推定し,丸められず回答したと推定されるのは1割に満たないこと,目的別では業務目的で回答誤差が大きく,代表交通手段別では公共交通を利用したトリップが回答誤差が小さい傾向にあることを確認した.
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