交通調査

[IV-118] Consideration on estimation of trip and visit in railway station vicinities using traffic big data

*上原 渉豊¹、今井 龍一²、日野 陽介¹、遠藤 和重³ (1. 東京都市大学大学院、2. 法政大学、3. 国際連合地域開発センター)

Keywords:railvay station spheres, traffic flow, urban/traffic big data

我が国は，人口減少・少子高齢化等の課題を抱え，成熟都市への移行が求められている．そのため，回遊行動等の都市構造を把握し，相応な施策が必要である．しかし，概ね10年に1度実施されるパーソントリップ調査で一部地域では属性，手段および目的等を含めた移動実態を把握可能であるが，調査間隔が長く，日刻々の変化を捉えるには適さない．近年は，Wi-Fiパケットセンサ等を活用した日常の交通流動の把握手法が研究されつつあるが，地点間の経路やリピーターを把握することは難しい．本研究では，駅勢圏でWi-Fiパケットセンサ計測データと携帯電話の位置データとを組み合わせて，交通流動の把握を高度化する方法を考察した．