[IV-126] 江東区北砂地区における首都直下地震発生時の避難行動の把握と分析
キーワード：首都直下地震、木密地域、避難行動、SP調査、防災まちづくり
M7程度の首都直下地震が30年以内に70％程度の確率で発生すると推定されている．こういった中で，東京特別区では未だ木造密集地域が点在しており，江東区北砂地区もその一つである．北砂地区は道路幅員が非常に狭くなっている箇所が多く，加えて災害発生時に避難先となる公園などのオープンスペースも不足しており，首都直下地震が発生した場合に住民の円滑な避難が阻害される危険性が高い．そこで我々は，高田らの研究を参考に「避難意識調査」と称したSP調査を行い，首都直下地震発生時にとると予想される行動についてアンケート調査を行なった．
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