[IV-132] 斜面災害発生確率の時系列変化に基づく通行規制基準値の設定
キーワード:斜面災害、通行規制、高速道路、ハザードモデル
高速道路における通行規制基準に着目し,斜面災害発生確率を基にした規制基準値の設定手法を提案する.ハザードモデルを援用し,雨量データ,斜面特性,斜面災害の発生履歴を用いた斜面災害発生確率の時系列変化を求める.規制基準値には斜面災害発生確率を採用し,規制未実施時に斜面災害が発生したときの期待被災台数と規制時間を指標として設定する.期待被災台数と規制時間を同時に最小化することはできないため,現行基準による規制よりも期待被災台数と規制時間が大きくならないような規制基準値の範囲を提案する.通行車両の被災のリスクと規制時間の双方を低減することが可能となる.
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