[IV-28] 都市鉄道の運行間隔に基づく平均待ち時間の推定モデル
―等間隔運行路線を対象に―
キーワード:待ち時間、運行間隔、都市鉄道
現在,我が国の都市鉄道需要予測手法では,利用者の待ち時間を「列車運行間隔の1/2」で与えている.しかし運行間隔が長い路線や種別では,利用者の平均待ち時間が運行間隔の1/2になるとは考えにくく,現在の設定では需要を過小に推計している可能性がある.そこで本研究では,等間隔路線を対象に,運行間隔が2.5分から30分までの26駅で実測調査を行った.その結果,運行間隔が7.5分以上の路線では,利用者の平均待ち時間は運行間隔の1/2から乖離していくことが分かった.また,乗車待ち時間のパラメータを改良する新たな待ち時間モデルの推定を行った.
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