[IV-66] 土木計画学における災害研究の役割に関する一考察
キーワード:土木計画学、災害、実学、現況再現性、研究倫理
我が国は数々の自然災害のリスクにさらされており,気候変動などの影響を受けて実際の発生頻度も高まっているように見える.災害の発生やその被害自体は確かに望ましいことではないが,災害を通して地域が潜在的に抱える問題が顕在化し,土木計画学に貴重な研究材料を提供しているということができる.それらを無駄にすることなく生かしていくことが,我々土木計画学を学ぶ者に課せられた使命であると考える.本稿は,災害研究を行うことが土木計画学の陥りやすい問題点の克服と発展に繋がる事を論ずることにより,全国大会のセッションにおける議論を喚起することを目的とする.
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