[V-162] Basic study on crack repair method of sluiceway concrete structure.
Keywords:Crack injection, Re-degradation, Contrast X-ray, Sluiceway, Inorganic repair material
本研究は,樋門・樋管コンクリート構造物におけるひび割れ補修箇所において,漏水や錆汁等の再劣化が数多く生じている問題に対して,どの様な要因がこの様な再劣化を生じさせているのかを明らかにするため,各種補修材を用いた基礎的な注入実験および,補修部の引張試験を行った。また,X線造影撮影法を用いてひび割れ充填後の密実性の評価を行い,適切な注入方法の確認を行った。実験の結果,無機系補修材を用いる場合,コンクリートの乾燥状態が,注入・充填性状に悪影響を及ぼすことを明らかにするとともに,無機系の適切な注入方法を提案した。加えて,ひび割れ面に錆汁が付着している場合,補修材の付着強度に影響が出ることを確認した.
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