令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

塩害 (2)

2019年9月3日(火) 10:25 〜 11:55 V-6 (幸町北6号館 611講義室)

座長:直町 聡子(大成建設)

[V-179] 鉄筋コンクリート製壁高欄の塩水吸い上げ抑制方法に関する研究

*岩舘 佑樹1、武田 三弘1、皆川 翔平2、大塚 浩司3 (1. 東北学院大学 工学部 環境建設工学科、2. (株)ネクスコ・エンジニアリング東北、3. 東北学院大学 名誉教授)

キーワード:コンクリート製壁高欄、塩化物イオン、吸い上げ、結晶化、塩害

現在、道路橋に設置されている鉄筋コンクリート製壁高欄(以下RC壁高欄)の塩害劣化というのは、一般的 に冬期において散布された凍結防止剤が,走行車両によって巻き上げられRC壁高欄の表面に付着・浸透し内部 鉄筋の腐食が生じていると考えられている。しかし本研究室では,アスファルト舗装と縁石との境界に滞留し た塩水がRC 壁高欄の水平打継目などから吸い上げ,塩害を促進している可能性があるのではないかと考えた。今回,この吸い上げ 現象を抑制するため,実際のRC 壁高欄を想定したL型供試体に対して吸い上げ抑制対策を行い,高温・低湿 環境で吸い上げ実験を行い、その後内部の塩化物イオン濃度を測定した。

講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。

パスワード