令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

防食 (1)

2019年9月3日(火) 16:40 〜 18:10 V-6 (幸町北6号館 611講義室)

座長:西田 孝弘(港湾空港技術研究所)

[V-198] 塩害とASRにより劣化した桟橋上部工の電気防食による長期の補修効果

*羽渕 貴士1、宮沢 明良1、中越 誠二2、加藤 圭2、石垣 信介1、玉岡 眞樹1 (1. 東亜建設工業、2. 阪神国際港湾)

キーワード:桟橋上部工、塩害、ASR、複合劣化、電気防食、維持管理

本文では,大阪港コンテナバースの桟橋上部工において実施された電気防食工法による補修工事の概要と,適用9年後の状況について報告するものである.塩害とASRにより劣化したRC桟橋上部工に電気防食を適用した結果,9年後まで十分に補修効果を維持しており,本事例においてはASR膨張を促進することもなかった.

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