Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第V部門

防食 (1)

Tue. Sep 3, 2019 4:40 PM - 6:10 PM V-6 (幸町北6号館 611講義室)

座長:西田 孝弘(港湾空港技術研究所)

[V-199] Influence of difference in degree of deterioration due to carbonation on repair effect by realkalisation

*髙橋 博司1、上田 隆雄1、七澤 章2、中山 一秀3 (1. 徳島大学、2. デンカ(株)、3. 東京工業大学)

Keywords:realkalisation, carbonation, ion concentration distribution, rest potential

再アルカリ化工法は中性化コンクリートのpH回復を目的としているが,通電後の鉄筋防食効果も含めた補修効果には不明な部分が多い。そこで本研究では,中性化による劣化程度の異なる供試体に対して再アルカリ化工法を適用し,コンクリート中のpH,イオン濃度分布および電気化学的鉄筋腐食指標等を用いて補修効果を評価した。その結果,中性化が進行している供試体は中性化なしの供試体と比較して,電解液から供給されるKの浸透量が増加した。また,通電後の鉄筋近傍のpHが高い供試体ほど貴な自然電位まで回復する傾向がみられ,高い鉄筋防食効果が示唆された。

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