[V-218] 水撃音響法によるタイルの浮き検出の基礎実験
キーワード:水撃音響法、タイル、加振周波数、ウォータジェット
筆者らは,水撃音響法をこれまでは主にコンクリート構造物のはく離の検出を主な対象としていた.そのため,加振周波数を2kHz以下と想定していた.水撃音響法をタイルの浮き検出に適用する場合,加振力の高周波数化,近接試験が必要になる.本研究では,ノズルを細くする方法とパルスウォータジェットを用いる方法でこの問題の解決を試みた.ノズルを1mmとすると,ノズルと検査体の距離が1mのとき,タイル加振に必要な5kHz以上の加振力を得た.また,ウォータジェットをパルス状にすることによって,0.5mの近接の加振も可能であった.
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