令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

構造物調査・診断 (3)

2019年9月3日(火) 16:40 〜 18:10 V-7 (幸町北6号館 621講義室)

座長:上原子 晶久(弘前大学)

[V-232] 火害を受けた電力マンホールの補修効果に関する調査事例

*佐藤 克晴1、和田 好史1、小林 保之2 (1. 東京電力パワーグリッド(株)、2. 東京電力ホールディングス(株))

キーワード:コンクリート、マンホール、火害、補修、効果確認

2016年10月12日,東京電力パワーグリッド(株)が保有する新座洞道(埼玉県新座市野火止付近)のマンホール内にて電気事故による火災が発生し,マンホール内に収容されるケーブルおよび接続部の一部が焼損した.火災の原因はケーブル接続部の絶縁破壊事故によるものである.この事故により,新座洞道の躯体コンクリートには火害劣化特有の表面変状が確認された.そのため,ケーブル復旧に合わせた躯体の補修工事を行い,2017年12月に完了した.本稿では補修効果を確認することを目的に,補修工事完了から約1年が経過した2018年2月に実施した調査結果について報告するものである.

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