物性 (2)

[V-28] Effects of form removal time and curing method on rebound number and quality of vertical concrete surface

*椎名 貴快¹、岩井 章浩²、不破 順清³ (1. 西松建設、2. 宇部エクシモ、3. セーレン)

Keywords:vertical concrete surface, curing, form removal time, curing sheet, water supply curing

コンクリートの養生は，所要のコンクリート品質や構造物の耐久性を確保するため，施工条件などに応じて，適切な方法で必要な期間行うことが必要となる．しかし，鉛直面や傾斜面など壁状のコンクリート面では，スラブ状の水平面に比べて養生がし難く，養生方法の選定や必要な養生期間に関して情報が十分ではない．そこでコンクリート鉛直面を模擬した試験体を用いて，型枠存置期間および養生方法の違いが，表面反発度や表層品質（表層透気試験，表面吸水試験）に与える影響を実験で確認した．