[V-332] 杭軸方向鋼材に用いたストランドを鋼管柱基部に機械的に固定した接合構造の曲げ載荷試験
キーワード:ストランド、場所打ち杭、接合部
ストランド場所打ち杭工法は、場所打ち杭の軸方向筋にPC鋼より線等(以下、ストランド)を適用することで、その可撓性により低空頭・狭隘な箇所での鉄筋かご建込みの施工性を改善させる技術である。1柱1杭形式の構造において、鋼管柱と杭の接合構造を合理化させる構造として、場所打ち杭の軸方向筋に用いるストランドを柱基部に機械的に定着させる構造を提案している。本構造を模した試験体の正負交番載荷試験を行い、曲げ性能の確認を行った結果、ストランドの降伏強度を引張強度の84%として評価することで、降伏耐力を概ね精度よく評価できた。
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。