[V-379] 簡易装置と熱伝導解析の併用によるコンクリートの断熱温度上昇特性の推定手法に関する検討
キーワード:断熱温度上昇特性、簡易装置、熱伝導解析、マスコンクリート、水和熱
コンクリート構造物では、セメントの水和熱による温度上昇に起因してひび割れが発生し、耐久性の低下を招く場合がある。部材寸法の大きいマスコンクリートの設計や施工の際に、温度ひび割れ発生を予測し、制御することが必要である。その予測において、セメントの水和発熱を表す物性値である断熱温度上昇特性の推定手法の比較を研究の目的とした。その結果、順解析よりも逆解析を用いた方が試験との温度の整合性が高いことが分かった。逆解析による推定を行うことで、真に近い断熱温度上昇特性を求めることができた。
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。