[V-417] 赤外線自動熱解析診断システム
キーワード：赤外線自動熱解析診断、Tncシステム、温度調整最適化、損傷レベル評価
高速道路で交通規制しない法定速度の通常高速走行により，外観では見えない舗装内部損傷変状を検出する走行式赤外線熱計測技術が開発されて以降，舗装点検データ量は飛躍的に増大した．例えば高速道路においては、1日間だけで数100kmにも及ぶ広範領域データを取得できる．こうした計測力の向上は，膨大なデータ蓄積をもたらす一方，解析診断力の向上も求められる．膨大なデータを限られた時間内に解析診断するにあたり，自動解析化は必須課題である．そこでその課題解決の一環として，赤外線熱画像解析診断のために温度調整最適化および舗装の構造的性状（3D性状）の損傷レベルを評価する赤外線自動熱解析診断システムを開発した．
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