[V-46] 基部に無補強区間を設けた壁式RC巻き立て補強部材の交番載荷試験
キーワード:耐震補強、無補強区間、変形性能、交番載荷試験
RC橋脚の耐震補強は通常,躯体基部から天端までの全長にわたりRC巻き立て等により補強を行うのが一般的であるが,土留め等の仮設や支障物の撤去・復旧による工事費の増大,巻き立てによる河積阻害率の増大等が懸念される.そこで,懸念事項解消のため,基部より直角方向有効高dの半分程度を無補強とすることで,大幅なコストダウンや河積阻害の低減を図れる可能性に着目し,無補強区間を設けた場合の補強効果について,壁式RC橋脚の補強を想定した試験体を用いて静的正負交番載荷試験を行った.試験の結果,せん断破壊型から曲げ破壊型に移行させ,じん性率5程度を確保できることが確認できた
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