[V-469] トンネル内コンクリート構造物における中性化進行に関する一考察
コンクリートの中性化は内部の鉄筋の腐食の開始時期や進行速度に影響を及ぼすことから、維持管理の一環として中性化の進行程度を把握している。中性化進行程度はコンクリート構造物の施工条件のみならず、構造物が置かれる環境条件、特に温度、湿度、水の影響を強く受けることが知られており、2018年度、同一トンネル構造物内のコンクリートでも位置によって中性化速度係数に違いがあることを確認し、周囲の湿度の切り口から考察を行い報告した。今回、当該トンネルのコンクリートの材料面(コンクリートの圧縮強度、密実性)、環境面(湿度、風向き)に関する追加調査を実施し、中性化の進行程度の違いについての検討を実施した。
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