[V-48] 高強度繊維補強モルタルと帯状鋼材により補強したRC柱の変形性能に及ぼすモルタル厚さと断面寸法の影響
キーワード:超高強度繊維補強コンクリート、耐震補強、変形性能、寸法効果
CBパネル工法は,プレキャストパネルを埋設型枠として帯状の鋼材とボルトを用いて既設柱周りに配置し,既設柱との隙間に高強度繊維補強モルタルを充填するRC柱の巻立て補強工法である.これまでに本工法では,モルタルと帯状鋼材が補強材として機能し,帯状鋼材量を増やすことで変形性能が向上することを確認している.本検討では,モルタル厚さと既設柱の寸法が補強RC柱の変形性能に与える影響について,柱部材の正負交番漸増載荷実験を行って検討した.その結果,高強度繊維補強モルタル厚さを大きくすることで補強RC柱の変形性能は向上し,既設柱の寸法が本工法の変形性能に与える影響は,鋼板巻立て補強と同様な傾向を示した.
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