[V-544] Evaluation of defective region inside gap of bridges using hammering equipment with function of measuring surface vibration
Keywords:gap, hammering equipment, Self-organizing maps, elastic wave, hammering inspection
本研究では,道路橋遊間部を対象とする打撃試験装置の開発および自己組織化マップを用いた欠陥領域評価手法の確立を目的としている.既往の研究ではマイクロフォンで測定した打撃音を指標に評価を行っていたが,遊間部における音の反響や車両の走行音といったノイズ因子の除去が課題であった.この問題を解消するため,打撃によって生じる弾性波を直接測定する探触子を開発し,それを新たに打撃試験装置に搭載した.人工欠陥を埋設した試験体で遊間部を模擬し,改良した打撃試験装置を用いて欠陥領域評価を行った結果,埋設深さが50mm,直径200mmの欠陥領域まで検知可能であった.
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