令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

施工計画 (3)

2019年9月5日(木) 12:40 〜 14:10 VI-8 (幸町総合教育棟 第22講義室)

座長:木村 聡(安藤・間)

[VI-1055] ケミカルプレストレスを活用した鋼コンクリート合成床版の耐久性向上に関する取り組み

*神頭 峰磯1、松永 誠1 (1. 日本車輌製造)

キーワード:鋼コンクリート合成床版、膨張率、耐久性、ひび割れ抵抗性、ケミカルプレストレス

鋼橋で採用されることが多い,鋼コンクリート合成床版は,床版下面を鋼板で覆い,コンクリートと一体化させていることから耐久性に優れた床版である.一方,コンクリートが鋼板で覆われることから拘束が強く,コンクリートの体積変化に伴うひび割れ抑制対策として膨張コンクリートが採用されている.道路橋示方書(平成29年11月)においても,合成床版の記述が追加され,膨張材の使用量を20kg/m3から30kg/m3程度としているが,現場においては20kg/m3の使用量が一般的である.本稿では,膨張材を積極的に使用し,床版コンクリートの膨張率を高めて,ひび割れ抵抗性を向上した取り組みについて報告する.

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