[VI-108] Effect of Release Ajent on Crack Control at Joint of Lining Concrete
Keywords:Lining Concrete, Joint, Crack, Peeling, Release Ajent
覆工コンクリートの打継部において,コンクリートが収縮する際,付着に起因してひび割れ発生し,コンクリートの浮きが生じ,これが剥落して第三者に被害を及ぼす恐れがある.このため,当社施工では,10年以上前から,打継面に剥離剤を噴霧することで付着強度を低減し,ひび割れの発生を抑止している.しかし,打継面における付着強度とひび割れ発生の因果関係は定量的に把握されておらず,これを明らかにするため,打継部を模擬した供試体による実験を実施した.その結果,剥離剤を噴霧することで,打継面の付着強度が覆工コンクリートの引張強度の15%以下にまで大幅に低減し,この効果によりひび割れを抑止できることがかわった.
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