令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル (10)

2019年9月3日(火) 14:55 〜 16:25 VI-12 (幸町総合教育棟 第31大講義室)

座長:海瀬 忍(高速道路総合技術研究所)

[VI-113] セントル2台による型枠養生が覆工コンクリートの品質に及ぼす効果

*日下 慎也1、木下 倫孝1、佐々木 和人1、熊谷 幸樹1 (1. 飛島建設株式会社)

キーワード:覆工コンクリート、セントル、型枠養生、品質

山岳工法の覆工コンクリートの施工では、コンクリート打設完了後12~20時間でセントル型枠を早期に取り外していることが多い。一方、筆者らは、脱枠時期での強度不足や急激な乾燥および温度変化に起因したひび割れ等の初期欠陥の発生防止を目的として、覆工コンクリートの施工に2台のセントルを導入し、脱枠時期を64時間以上確保して脱枠時の圧縮強度の向上を図った。本報では、2台のセントルによる覆工コンクリートの施工の概要を示すとともに、脱枠時の圧縮強度の向上等が品質に及ぼす影響について報告する。

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